屋根神様を拝観してきました。

西区新道 屋根神様
西区新道 屋根神様

なごやかウォークのひとつ、第6回屋根神ウォークに参加しました。

 

「屋根神」というのは、江戸時代から古い家屋の一階ひさし屋根や軒下などに設置され、一般に火伏の秋葉神社や厄よけの津島神社のほかに伊勢神宮や氏神(名古屋では熱田神宮)をまつり、町内や隣組といった地域の小組織で祭祀を行う。

 

ちょっと昔、住宅は長屋が一般的だった頃、隣の長屋から火災を避けたり病を避けたりするために、狭い敷地に司祭を祀るために屋根に設けたものだという。

 

現在は、都市化による再開発や地域共同体の縮小、祭礼を中心的に執り行ってきた人々の高齢化、交通量の増加等により従来から続いてきた祭礼の簡素化や廃止が進み、その数は減少傾向にある。

 

現在名古屋市内には、約110程度が存じ、西区には60程度が祀られているという。

 

末永き存続を希望して やまない。